オススメのお掃除箇所について説明を、ポイントをまとめてしていきたいと思います。
  布もの 布ものといえばダニが付き物。
 カーテンやラグ、お布団やマットレスはダニの温床になりやすいです。
 ダニ退治や除去はなかなか難しいのですが、死骸やエサとなるものをキレイにするだけでも効果があります。
 カーテンは薄手のものであれば、洗った後そのままカーテンレールへかけて窓を開けておけばすぐに乾きます。
 大きなラグも、夏なら1日でちゃんと乾きますね。 
  マットレスは立てたり裏返したりして風通しをしましょう。
 寝室って実は、水回り以外では湿度No.1ルームなんです。
 過ごす時間が長いですし、寝ている間の汗や呼気からの湿気が布ものや床全体に溜まっています。
 特にベッド下や部屋の隅などはホコリ溜まりからカビダニの温床となる可能性があるので、ベッドも移動してよくお掃除しましょう。 
 水まわり お風呂場のお掃除部分は浴槽・浴槽エプロン、カウンター、棚、換気扇、照明、排水溝、天井や壁と色々ありますが、もちろん外せるものは外して洗いたいですよね。
 カウンターやエプロンなどは大物なので、外すと一度に全部はキレイにできません。
 1日に何度も洗い~乾燥までができるのが夏のお掃除のメリットです。 
 ここでワンポイント 水回りの照明は、電球色や昼白色で少し暗いことが多いです。
 水回りのお掃除をする時は、昼間の太陽光が窓から差す時間帯や、白っぽい懐中電灯などで照らして汚れを探してみましょう。(電球の種類で言うと昼光色です)
 えっ!こんな所にもピンクや黄色の汚れが!となること間違いなしです。 
   油汚れ キッチンの油汚れは、冷えていると固着して取りづらくなります。
 高温スチームで油汚れをキレイに!なんて商品見たことありませんか?
 油汚れは温度を利用して緩めてからだとスッキリ取れやすいんです。
 換気扇やコンロ廻りのパーツのつけ置きも、夏だと水温が下がりにくく短時間で済むという事です。 
 玄関・収納内部 玄関には、梅雨時期に湿気がたくさん入ってきてまだ残っているかもしれません。
 靴を保管する場所は扉があったり、シューズクロークであっても窓がなかったり、靴がすし詰め状態になっていたりと閉塞的な空間になっていて風が通り抜けない事が多いです。
 夏は足も汗っかきですし、気をつけないと靴にカビや雑菌が溜まって…
 梅雨時期~夏は時々サーキュレーターを使って換気をしたり、靴は外に出して干すのもいいですね。
 「土用の虫干し」と言って、夏の土用期間に衣類や本などを干す習慣が昔はありました。
 風通しの良いところに陰干しして湿気を取り除き、虫がつかないようにする目的だそうです。
 最近のお家は昔に比べるとかなり高気密高断熱ですから、換気がうまくできないと湿気を溜め込みやすい空間になっています。
 夏土用は終わってしまいましたが、カラッとした日があれば衣類や靴・本などの虫干しをやってみるといいかもしれませんね。 
 外まわり 冬の窓掃除は本当に億劫ですが、夏なら気軽にできます。
 水で服が濡れちゃった!なんて時も、すぐ乾くのでハハハー!と笑って終わりますから、水あそび感覚で子どもと一緒に楽しいお掃除もいいですね。
 外壁は凹凸の多い素材だと汚れが付きやすいので、水で流したり気になる部分は柔らかいブラシで擦って汚れを取り除きます。
 特に台風の時には色んな汚れの原因が風に乗って飛んでくるので、台風一過となったらキレイに流しておくといいでしょう。
 高所の作業は危険なので、無理せず手の届く範囲でやるようにしてくださいね。
 お掃除コラムですが、長くなりましたので今回はここまでです。
 次回は新築時のキレイを保つちょっとしたコツについてお伝えしますね。
 ではまた次回。