ハレノイエがすすめる家づくりと感染症対策
こんにちはハレノイエです。
2023年5月8日から新型コロナウイルス感染症は、季節性インフルエンザと同じ『5類』への引き下がり、平常が戻った印象がより強くなりました。
日本において新型コロナ感染症による様々な影響がありましたが、その中で2020年に夏風邪が減ったというニュースがありました。
その理由として、手洗いやマスクの着用、社会的距離の確保などの感染症対策が一因として挙げられています。
今回は、ハレノイエがすすめる感染症対策についてご紹介いたします。
▼目次
・ 家づくりから考える感染症対策
・ 換気の種類
・ 換気設備の充実化とは
・ 帰宅時の動線計画
・まとめ:家づくりの知識のひとつとして
家づくりから考える感染症対策
ハレノイエでは、家づくりから考える感染症対策としては、以下の2つをご提案しています。
①換気設備の充実化
②帰宅時の動線計画
この2つについて、詳しくお話をしていきます。
換気の種類
換気設備の充実化のお話をする前に、(24時間)換気方法の3つの種類についてお話しをしていきます。
第1種換気
空気の入口である給気口と出口である排気口の両方にファンなどの機械換気装置を付ける方式です。
機械により空気を取り入れて、機械により空気を出すので、効率よく計画的に換気ができます。
ハレノイエの換気システムはこちらの第1種換気になります。
第2種換気
空気の入口にファンなどの機械換気装置を取り付け、出口は自然排気口(簡単に言うと、穴があいている)という方式です。
室内の気圧が外気より上がる(正圧)になるので、クリーンルームなどに向いています。
第3種換気
第2種換気とは逆で、空気の入口を自然給気口とし、出口にファンなどの機械換気装置を取り付ける方式です。住宅で最も普及している方式で、導入・ランニングコストが安いメリットがあります。
換気設備の充実化とは
それでは、いよいよ換気設備の充実化についてです。
ウイルスなどは限定空間内で一定時間浮遊すると、最低でも3時間は生き残ることが報告されております。そのため、換気設備が重要となってきます。
換気経路が重要なワケ
ウイルス対策の換気では、空気が通る道筋『換気経路』が大切です。
家庭内で感染の疑いのある人が出た場合、『その他の同居者と生活ゾーンと分ける』ことが大切であると厚生労働省も注意事項の1つとして挙げています。
そう考えると、療養している家族と『換気経路』が分かれているほうが感染のリスクを低減できると言えます。
一般的な第3種換気の『換気経路』では感染の疑いのある人の部屋から換気扇がある洗面やトイレに空気を引っ張ってしまい、経路途中の部屋に拡散するリスクがあります。
ハレノイエの換気システムは各室排気
ハレノイエの換気システムの換気経路は各室排気なので、感染の疑いのある人の部屋の空気が他の部屋には流れない設計になっています。
また、玄関廻りに排気口を設けることで、室内にウイルスを持ち込むリスクが低減できます。下の図を見てもらえるとイメージがしやすいと思います。
帰宅時の動線計画
感染症対策の基本である、“手洗いとうがい”をしっかりと行う事を私たちもおすすめしています。
しかし、この手洗いやうがいを行うのはタイミングが重要!帰宅後すぐに行う事が最も効果的です。
ハレノイエでは、玄関手洗いや、帰宅動線上に洗面台が入るような動線計画を提案しております。
家に入ってすぐに手洗いうがいを行う、手洗いやうがいが自然と習慣化される動線によって、家庭内の感染を防ぎます。
まとめ:家づくりの知識のひとつとして
家づくりと感染症対策はなかなか結びつかないとは思いますが、換気設備を建てた後からの変更や、動線を変えることは大変です。
感染症対策を中心とした家づくりは、優先度として低くはなりますが、換気設備や動線の知識をもつことで、仕様の判断材料になると思いますので、ぜひ参考にしてください!
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<引用>
・MAHBEXカタログ:換気製品カタログ/24時間全熱交換型換気システム(澄家DC)
・MAHBEXカタログ:換気でのコロナ対策はできていますか?