こんにちは。ハレノイエです。
少し前のブログ「ハレノイエ構造見学会　現場リポート」で、「安心安全な住まい」のためには、

①考え方（全棟構造計算）
②材料の品質（PFウッド）
③施工の品質（Ｗチェック）

この３つが大切という話をさせていただきました。
今日は、③施工の品質（Ｗチェック）で、ハレノイエとして初めて「100点満点」の評価をいただいた話をしたいと思います。


▼ハレノイエ構造見学会　現場リポートはこちら
https://www.harenoie.com/blog/blog-3-78bf4e


目次　

・イノス施工基準について
・監督の工事監理シートによる自主チェック
・イノス検査員による現場確認（Wチェック）
・まとめ

イノスの家の施工 の品質はたくさんの技術ノウハウにより確保されています。 それをまとめたのが「イノス施工基準」です。

今回この「イノス施工基準」に対する現場レベルチェックでハレノイエは「100点満点」をいただきました。

「イノス施工基準」は大きく分けて以下の３つで構成されています。
① 施工マニュアル
② 工事監理シート
③ 認定品質（瑕疵保険）検査



① 施工マニュアル

施工マニュアルは、以下の4部構成になっています。
① 構造ガイド：基礎工事、木工事、金物取付、プレカットなど
② 内部ガイド：和室造作、断熱材など
③ 外部ガイド：屋根、外壁、サッシ、各種雨仕舞など
④ 設備ガイド：給排水管、浄化槽など

　 全部合わせると分厚いマニュアルになります。

② 工事監理シート

膨大な施工マニュアルの内容を現場で監理するのは大変ですが、マニュアルの内容を現場で活用できるように工夫されたのが、工事監理シートです。
工事監理シートには、施工方法のポイントや工事写真が必要な部位が指示されています。
工事監理シートを活用することで、施工マニュアルを順守することができ、高品質な建物を提供できるようになっています。

③ 認定品質（瑕疵保険）検査

良質な施工技術、品質管理、施工監理体制等を有し、一定の品質が見込まれる住宅を供給することができる団体として瑕疵保険法人（イノスの場合、住宅あんしん保証）が認定した団体の工務店が基準に則って建設する住宅を「認定品質住宅」と言います。
イノス基準は、住宅あんしん保証の「認定品質住宅」と同一基準となっているので、イノス団体検査員による認定品質（瑕疵保険）検査実施で、保険料等の割引が適用されます。

工事監理シートは「Ⅰ．品質管理」と「Ⅱ．一般・安全管理」に分かれていて、まず監督が自主チェックをします。

「品質管理」では、金物取付状況及び防水シートや防水テープ貼などの状況をマニュアルと照合確認し、図面に照合した内容を記録します。
また、所定の施工写真撮影もします。

「一般・安全管理」では、建設業看板の掲示・外部足場の設置状況や、整理整頓清掃の状況、仮設トイレの設置・使用状況、ゴミ箱の分別収集の状況なども自主チェックします。
なぜ、整理整頓やゴミ箱の状況までチェックするのかというと、仕事は段取り八分で決まると言われるように、建築現場で整理整頓は作業性や安全性において基本中の基本です。
また、建築現場はお客様からの大切なお預かりものであり、きれいに保つことが大切と考えるからです。

上棟後にイノス検査員により、「施工現場確認報告書」に従って、監督が自主チェックした施工状況などの確認、照合を行います。
また、工事監理シートの活用状況などもチェックし、指摘事項があれば、指摘されます。
なお、指摘事項があっても、改善完了報告を行い品質を確保しますので、ご安心ください。


▲200項目を超えるチェックリスト

いかがでしたでしょうか。
イノスによる現場確認で2020年度の全国平均点「Ⅰ．品質管理　87点」及び「Ⅱ．一般・安全管理72点」に対して、ハレノイエではそれぞれ95点以上を目標として、品質の高い施工を目指しています。
今回、ハレノイエとして初めて100点の評価を頂きましたが、これに満足することなく、研鑽を積んでいきたいと思っています。

『構造計算による数字的な安心、PFウッドによる構造材の安心、Wチェックによる確実な施工品質』の３つの安心があって、ハレノイエは安心安全な建物になると考えています。

▼イノスの家「構造カルテ」
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