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2025年に建築のご計画の方へ~建築基準法改正編~

2024/11/28

こんにちは、ハレノイエです。2025年に施行される建築基準法改正は、住宅の設計や施工に大きな影響を与えることが予想されています。特に、4号特例の廃止、省エネ基準の義務化、長期優良住宅の基準強化、そしてゼロエネルギー住宅(ZEH)の普及促進について詳しく見ていきましょう。

目次

基準法改正(4号特例の廃止、2号・3号改正)

省エネ基準適合の義務化

認定長期優良住宅の推進

最後に

基準法改正(4号特例の廃止、2号・3号改正)

1.4号特例の廃止
4号特例は、小規模住宅の建設に関する特例措置であり、多くの住宅がこの特例の恩恵を受けていました。しかし、2025年の改正により、これが廃止されます。この変化により、耐震性や構造強度の基準が厳格化され、すべての住宅がより高い安全基準を満たす必要があります。特に、自然災害の多い日本において、この改正は重要な意味を持つでしょう。
ちなみに4号特例とは、2階建て以下かつ高さ16m以下かつ延べ面積300平方メートル以下の全ての木造建築物の事を言います。

1-2.これから住宅を検討する方へ検査対象の変化について
上記改正後、2号・3号建築物に対する建築確認の検査対象が変わります。具体的には、構造計算書の提出が必要となり、許容応力度計算が求められるケースが増えるでしょう。これから家を建てる場合、これに対応するために、より詳細な計算や検証を行っていただく事が必要になってきます。


資料:「国土交通省HP」より引用

省エネ基準適合の義務化

2.省エネ基準の義務化
新たに義務化される省エネ基準は、住宅のエネルギー効率を高めることを目的としています。
具体的には、断熱性能の向上や高効率な設備の導入が求められます。これにより、住宅の光熱費が削減されるだけでなく、環境への負荷も軽減されます。将来的には、住宅の購入者にとっても、コストパフォーマンスの良い選択が可能になるでしょう。

資料:「国土交通省HP」より引用

認定長期優良住宅の推進

3.長期優良住宅の基準強化
長期優良住宅の認定基準も見直され、より高い品質と性能が求められます。長期間にわたって快適に住むことができる住宅を推進することで、持続可能な社会を実現するための取り組みが進んでいます。これにより、住宅の価値が向上し、資産としての魅力も増すでしょう。
資料:「国土交通省HP」より引用
4.ZEH(ゼロエネルギー住宅)の普及
ZEHの普及が促進されることで、住宅は自らエネルギーを生み出すことが求められます。太陽光発電や高効率設備の導入が進むことで、エネルギーコストが削減されるだけでなく、環境保護にも寄与します。今後の住宅市場では、ZEHが標準的な選択肢となる可能性が高いです。
※ZEHについては▶ コチラ

まとめ
2025年の建築基準法改正は、住宅の安全性や省エネ性能を向上させるための重要なステップです。これにより、より良い住環境が実現されることが期待されます。新たな基準に対応した住宅の設計や建築が求められる中で、私たちもこの変化に注目し、未来の住まい方を考えていきましょう。

最後に

ハレノイエでは、建築基準法が改正されると言われる以前から上記の対応をすべて 標準対応としてご提案しています。
『遠州の平屋』モデルハウスも、もちろん新基準に対応していますので、ぜひ一度足を運んで新基準の住宅を体感してください!!

『遠州の平屋』モデルハウスにて、皆様のご来場お待ちしております。

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