「広くて安くて日当たりもいい、最高の土地を見つけた!」と契約する前に、ちょっとだけ立ち止まってほしいポイントがあります。
平屋は2階建てとカタチが違うからこそ、見えないコストが膨らみやすいのです。

① 広い土地ほど高くなる?「インフラ引き込み・配管」の盲点
「平屋のために、少し郊外の手頃で広い土地を選ぼう」というのは素敵な選択肢です。しかし、ここに意外な盲点があります。
敷地が広いほど、前面道路から家までの給排水管が長くなり、その分、配管工事費が数十万円高くなることもあります。土地代を抑えられても、インフラ工事で費用が増えてしまうケースがあるため注意が必要です。
土地代が安くても、インフラ工事費が増えればトータルコストは変わらないこともあります。
② 基礎面積が2倍だからこそ響く「造成費用(土留め)」の罠
平屋は1階部分だけで生活空間を確保するため、2階建てよりも建築面積(基礎の面積)が大きくなる傾向があります。
そのため、購入を検討している土地に少しでも高低差や傾斜がある場合、家を建てるための平らな地面を作る「土留め(擁壁)工事」や「残土処分」の範囲が2階建てより圧倒的に広くなります。結果として、造成費用が跳ね上がり、予算オーバーの原因になってしまうことがあるのです。
③「南道路×広い土地」を活かすための、外構(目隠し)費用
「南向きの広い土地なら、明るい平屋ができそう」と思いますよね。しかし実際は、道路を行き交う人や車の視線がリビングに入りやすいこともあります。
せっかくの開放感なのに、「外からの目が気になって、1日中カーテンを閉め切ったまま生活している…」というお悩みは少なくありません。これを防ぐには、しっかりとした目隠しフェンスや植栽といった外構計画が必須になりますが、敷地が広い分、その費用も大きくなることを予算に組み込んでおく必要があります。