BLOG ハレノイエの小さな工夫

家を建てる前に知っておきたい!冬のあったか快適チェックリスト

2025/12/05

こんにちは、ハレノイエです。「冬になると、“家の寒さ”が気になってしまう……」そんな声をよく耳にします。
実は、家の“あたたかさ”を決めるのは、後から追加する暖房器具ではなく、家そのものが持つ“基本性能”です。
そのために必要な「断熱」「気密」をよく理解しないまま家づくりを進めると、暮らし始めてから「思ったより寒い…」「結露が多い…」「思ったより光熱費がかかる」と 後悔してしまうことになりかねません。
そこで今回は、冬を心地よく過ごすために“建てる前に知ってしておきたい5つのポイント”を、わかりやすくまとめました。

目次

✅ チェック①:断熱材の種類と厚み、確認しましたか?

✅ チェック②:窓(サッシ)の断熱性能は要チェック!

✅ チェック③:玄関・床下の寒さ対策、見落としていませんか?

✅ チェック④:気密性能(C値)は確認しましたか?

✅ チェック⑤:“あったか設備”だけに頼らない!

最後に

✅ チェック①:断熱材の種類と厚み、確認しましたか?

家の“あたたかさ”を守る基本が「断熱材」。
グラスウール・吹き付け断熱など、種類はいろいろありますが、実は種類だけでなく、どれだけ丁寧に施工されているかもとても大切です。
💡断熱材は「厚ければ厚いほど良い」と思われがちですが、
隙間なくしっかり施工されていないと、断熱効果が十分に発揮されません。
→ 断熱材の「種類」「厚み」「施工方法」の3点を、建てる前に必ず確認しましょう。

✅ チェック②:窓(サッシ)の断熱性能は要チェック!

実は家の熱の約6割が、「窓」から逃げていきます。
せっかく断熱材をしっかり入れても、窓が弱点になってしまうケースが多いのです。
サッシには ――
• アルミサッシ(最も冷えやすい)
• 複合サッシ(樹脂+アルミのバランス型)
• 樹脂サッシ(断熱性が高い)
などの違いがあり、ガラスもペアかトリプルか、またはガラスの間にアルゴンガスを封入した高断熱タイプかなどで性能が変わります ので、建設地の気候や環境に合わせて費用対効果を考えた適切な選択が必要です。

✅ チェック③:玄関・床下の寒さ対策、見落としていませんか?

冷気が溜まりやすい“玄関”と“床下”は、意外と見落とされがち。
特に玄関ドアの断熱性能が低いと、ホールや廊下がひんやりしがちです。
例えば、玄関ホールとリビングの間にドア を設けるだけでも、室内への冷気の流れを軽減できます。

また、床下断熱と基礎断熱では考え方が異なります。
どちらを採用しているか、どんな特徴があるのかを理解しておくことが大切です。

✅ チェック④:気密性能(C値)は確認しましたか?

どんなに高性能な断熱材を使っても、“すき間”があると台無しです。
その“すき間の少なさ”を示すのがC値(気密性能)です。
C値が低いほどすき間が少なく、冷たい空気の侵入を防げます。
施工会社に「気密測定を実施していますか?」と確認してみましょう。
見えない性能ほど、後から改善が難しいポイントです。

✅ チェック⑤:“あったか設備”だけに頼らない!

床暖房・エアコン・蓄熱暖房などはもちろん快適ですが、これらは家の基本性能を補う役割です。
家の断熱・気密がしっかりしていれば、エアコン1台でも家全体があたたかく感じられます。
まずは「基本性能」で快適な暮らしの土台をつくりましょう。
そのうえで、空調設備は快適さを調整するための道具と考えるのがおすすめです。

最後に

冬の快適さは、家の“基本性能”で決まります。
基本性能がしっかりしている家は、エアコンの効きがよく、部屋全体がムラなくあたたか。
暖房に頼りすぎず、健康で心地よい暮らしを叶えられます。
ハレノイエのモデルハウスでは、
実際に「エアコン1台で家中があたたかい」快適さを感じていただけます。

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静岡県湖西市を地元に創業70年以上を迎える総合建設会社です。その注文住宅部門が私たち「ハレノイエ」。これからも、地域密着でお客様のご期待に応える確かな家づくりを展開してまいります。