BLOG ハレノイエの小さな工夫

吹き抜けはアリ?ナシ?コンパクトな家でも広く心地よく暮らす工夫

2025/11/05

こんにちは、ハレノイエです。
家づくりで、思わず心が惹かれるもののひとつが 「吹き抜け 」です。
天井を見上げると光が差し込み、空間がのびやかに広がる――その解放感は、住まいをただの“箱”ではなく、心地よい“居場所”へと変えてくれます。
一方で、「冷暖房は大丈夫?」「掃除はどうする?」といった現実的な不安もあります。
特に延床30坪前後のコンパクトな住まいでは、限られた空間をどう活かすかが暮らしの快適さを左右します。

目次

吹き抜けがもたらす心地よさ

冷暖房やお手入れは大丈夫?

平屋にも吹き抜けは合う?

コンパクトだからこその工夫

まとめ

吹き抜けがもたらす心地よさ

・ 空間を広く見せる解放感
天井が高くなることで、住まい全体に開放感が生まれます。
コンパクトな家でも「圧迫感がない」「空間がゆったり見える」といった心理的な広がりが生まれます。

・ 光が描く自然のリズム
高窓や勾配天井から差し込む光は、時間帯によって表情を変えます。
朝日や午後の光、夕暮れ時のやわらかな光の変化が、毎日の暮らしにやさしい彩りを添えてくれます。

・ 家族のつながりを感じる距離感
リビングに吹き抜けを設けると、上下階の声や気配が自然に届き、家族同士の距離感がほどよく保てます。
空間全体のつながりを活かして家族の安心感を生み出せます。

冷暖房やお手入れは大丈夫?

吹き抜けには「冷暖房が効きにくいのでは?」という心配がありますが、最新の高断熱・高気密住宅なら空調効率は以前より安定しています。

・ 冬は暖かい空気が上に上がりやすい
→ エアコンの位置や シーリングファンで空気を循環させると、室温ムラを抑えられます。

・ 掃除やメンテナンスも安心
→ 吹き抜けのように高い位置の照明は交換や掃除のたびに脚立が必要になるため、高所では掃除の要らないダウンライトを採用したり、天井照明を避けて壁面から照らすなど、住まいに合わせて設計しています。
また、高窓は柄の長いブラシでも届きにくいため、メンテナンス負担を減らす目的でフロストガラスを選ぶ場合もあります。

・ 窓に頼らず、すっきり快適な空気環境
→ハレノイエではマーベックスの一種換気システムを採用している為、窓を開けなくても室内の空気を快適に保ち、ホコリや花粉を気にせず、常にきれいな空気が家中を循環します。

最新の住宅性能と少しの工夫で、吹き抜けは見た目だけでなく、快適で暮らしやすい空間になります。

平屋にも吹き抜けは合う?

吹き抜けは2階建てだけの特権ではありません。
平屋とも相性が良く、取り入れ方次第で空間をより開放的に見せてくれます。
コンパクトな間取りでも、吹き抜けを設けることで視界が抜け、広がりを感じられます。
勾配天井の高窓から差し込む光が、壁や床にやわらかな陰影を描きます。
リビングの窓からは庭の緑が見え、吹き抜けの高い空間からは空の気配が感じられます。
そんな空間は、実際の広さ以上に開放感を感じさせてくれます。
平屋×吹き抜けは、シンプルな構成の中で開放感を最大限に楽しめる、人気の組み合わせです。

コンパクトだからこその工夫

吹き抜け以外にも、住まいを広く心地よく見せる工夫はたくさんあります。

• 視線が抜ける窓の配置
• 回遊できる間取りで“行き止まり感”をなくす
• 家具に合わせた造作収納で、暮らしをすっきりと

ひとつひとつの工夫が、毎日の暮らしを心地よいものにしてくれます。

まとめ

吹き抜けは「アリかナシか」で決めるものではなく暮らしにどんな“心地よさ”を求めるかで選ぶものです。
光や開放感を楽しみたいなら、吹き抜けを取り入れるのも一つの方法。
手入れのしやすさや空調の効率を重視したいなら、他の工夫で心地よさを作ることもできます。
どちらにも魅力があり、暮らし方に合わせて選ぶことが大切です。
その中でも、平屋と吹き抜けの組み合わせは“のびやかに暮らす家”を叶える組み合わせでしょう。


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静岡県湖西市を地元に創業70年以上を迎える総合建設会社です。その注文住宅部門が私たち「ハレノイエ」。これからも、地域密着でお客様のご期待に応える確かな家づくりを展開してまいります。