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住宅会社の選び方 完成見学会以外で見るポイントー現場・施工業者編―

2025/04/25

こんにちは、ハレノイエです。
多くの方が家を建てる住宅会社を選ぶ際、SNSで情報を集めたり、完成見学会で実際の建物を見学することで判断されることでしょう。しかし、完成見学会だけでなく、建築途中の現場を見ることも、より良い住宅会社選びのためには大切です。今回は、プロの目線で現場を見る際のポイントと、住宅会社と施工業者の選定についてお伝えします。

まず、住宅会社、設計事務所、施工会社の違いを簡単に説明しましょう。住宅会社は通常、設計から施工までを一貫して手掛ける会社です。設計事務所は家の設計に特化しており、施工は他の業者に依頼することが一般的です。施工会社は、設計されたプランに従って実際に建築作業を行う会社です。

目次

建築中(構造)の現場で見るべきポイント

施工業者選定の重要性

施工業者選定時の注意点

まとめ

建築中(構造)の現場で見るべきポイント

建築途中の現場で見るべきポイントをまとめてみました。

・基礎の状態・・・基礎は家の土台であり最も重要な部分のひとつです。コンクリートのひび割れや歪み、汚れなどを確認し、丁寧に施工されているかをチェックしましょう。

・柱や梁の配置や施工状態・・・家の骨組みを支える柱や梁の位置がしっかりしているか、ボルトのゆるみや釘が曲がって刺さっていることが無いかの確認をすることでより安心感が出てくると思います。

・現場の整理整頓・・・現場の清潔さや整理整頓状態は、その住宅会社の職人気質やプロ意識を反映します。散らかった現場だと、施工中のミスが多くなる可能性があります。

また、安全対策がしっかりしているか、工具や材料が適切に保管されているか、コンテナボックスに現場から出た廃材以外のものが入ってないか、などを見ることによって、より信頼性が感じられると思います。
もし、気になる住宅会社が見つかったら、「今建築中の現場を見られますか?」と気軽に聞いてみるのもおすすめです。現場の雰囲気や施工の丁寧さなど、完成した家からは分かりにくい“現場品質”を感じ取ることができます。
↑整理整頓清掃が出来ている現場です。釘やボルトも落ちてなく、奥の脚立も倒れないように寝かせてあります。職人さんの現場に対する思いが感じられますね。

施工業者選定の重要性

住宅会社を選定する際、実は施工業者を確認しておくことが重要です。施工業者の技術や実績が完成した家の耐久性や安全性に直結するからです。その為、住宅会社=施工業者をセットで考える事をおススメします。

施工業者選定時の注意点

施工業者(住宅会社)選定時に注意するポイントをまとめてみました。
・過去の実績や年数・・・実績が多いほど経験値も高く、より信頼性が高い施工業者と考えられます。
・評判を確認する・・・実際に住んでいる方のお話を聞き、評判を調べることも重要です。
           話を聞く機会がなかったり、建築中の現場を訪れることが難しい場合は施工事例や口コミ、建築中の写真などでもある程度評判を確認できます。

まとめ

住宅の建築途中の現場を見ることは、住宅会社(施工業者)選定において非常に有効的な手段です。自分の目でしっかりと施工状態を確認し、技術力や品質、施工状態、更に整理整頓や現場の清潔さなど細部までチェックする事が理想の家づくりへの第一歩となります。手間と時間はかかりますが、長く住む家だからこそ慎重に住宅会社を選んでいただきたいと思います。今回お伝えしたポイントを参考にして、自分たちにぴったりの住宅会社を見つけましょう!

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静岡県湖西市を地元に創業70年以上を迎える総合建設会社です。その注文住宅部門が私たち「ハレノイエ」。これからも、地域密着でお客様のご期待に応える確かな家づくりを展開してまいります。