BLOG ハレノイエの小さな工夫

窓の配置計画 ― 平屋で叶える快適な暮らし

2025/09/25

こんにちは、ハレノイエです。
家づくりを考えるとき、多くの方が外観デザインや間取りに注目されます。でも実は、毎日の心地よさを大きく左右するのは“窓の配置”なんです。
特にワンフロアでつながる平屋の住まいでは、光や風の入り方、外からの視線の抜け感が日常の快適さに直結します。
今回は、平屋におすすめしたい「窓の配置計画」の考え方についてご紹介します。

目次

窓の配置で大切にしたい3つの視点

窓の種類と活用例

まとめ

窓の配置で大切にしたい3つの視点

1. 採光(自然光の取り入れ方)
窓の役割のひとつは、自然の光を取り込むこと。十分な採光があれば、昼間は照明を使わなくても心地よく過ごせ、省エネにもつながります。
• 南向きの窓:リビングにおすすめ。一日中明るい光が入りますが、夏は日差しが強いため庇や遮熱ガラスで調整を。
• 東向きの窓:朝の光を感じられる寝室やダイニングに最適。
• 西向きの窓:夕日を眺められる特等席。ただ日差しが強い為、対策としてカーテンや植栽で日差しをやわらげましょう。
• 北向きの窓:やさしい安定した光が入り、書斎や趣味の部屋におすすめです。
平屋では天井を高くした空間に高窓を取り入れることで、やわらかな光を家中に届けることができます。

2. 通風(風の流れをつくる)
窓は光だけでなく、風の通り道をつくる役割もあります。
• 風の入口と出口をつくる:南側から風を取り入れ、北側に抜ける窓を設けると効率的です。
• 高低差を活用する:高窓を組み合わせると、暖かい空気が自然に外へ抜け、快適な空気循環が生まれます。
ワンフロアの平屋だからこそ、家全体を通り抜ける風をデザインしやすいのが特徴です。

3. プライバシーと防犯
窓は開放感を生む一方で、視線や安全面にも配慮が必要です。
• 道路からの視線:すりガラスや高窓、外構の植栽でやわらかく遮る。
• 隣家との距離:窓の高さや位置を工夫し、お互いのプライバシーを守る。
• 防犯対策:防犯ガラスや補助錠を設けることで安心をプラス。
平屋は庭や道路との距離が近い分、外構と合わせた計画が重要になります。

窓の種類と活用例

• 掃き出し窓:庭とリビングをつなげ、平屋ならではの“内と外が一体になる暮らし”を実現します。
• 腰高窓:家具配置がしやすく、暮らしやすさを高めます。
• 高窓(ハイサイドライト):外からの視線を気にせず、光だけを取り込める優れものです。
• 地窓(ローサイドライト):足元からの採光で、落ち着いた和の雰囲気を演出できます。

まとめ

「窓の配置計画」は、デザイン性だけでなく、暮らしの快適さを形づくる大切な要素です。
平屋の家づくりでは、光・風・プライバシーをバランスよく取り入れた「窓の配置計画」が、心地よさを長く続ける秘訣になります。
私たちハレノイエでは、お客様のライフスタイルに合わせた窓計画も同時にご提案しています。
「どんな光で一日を始めたいか」「どんな風を感じながら過ごしたいか」――そんな想いを一緒に形にしてみませんか。


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静岡県湖西市を地元に創業70年以上を迎える総合建設会社です。その注文住宅部門が私たち「ハレノイエ」。これからも、地域密着でお客様のご期待に応える確かな家づくりを展開してまいります。