BLOG ハレノイエの小さな工夫

“家の中が暑い”は外構で変えられる?日差し・風・影の活かし方

2025/08/15

こんにちは、ハレノイエです。
夏が来るたびに耳にするのは「とにかく家の中が暑い…」という声。冷房をつけてもなかなか涼しくならない、電気代が気になる、そんなご相談を受けることも増えてきました。
でも実は、“家の中の暑さ”って、建物の性能だけじゃなくて、お庭や外構の工夫で変えられるってご存じですか?
今回は、「日差し・風・影」という3つのキーワードから、外まわりを活かした涼しさのつくり方をご紹介していきます。

目次

日差しをコントロールする「影」の工夫

風を呼び込む「通風設計」

地面からの熱をやわらげる工夫

“涼しい居場所”を外につくる

おわりに:暮らしを包む“外構”という選択肢

日差しをコントロールする「影」の工夫

お部屋の温度がグッと上がる原因のひとつは、窓から入り込む直射日光。この日差しをどう遮るか――つまり「影」をどうつくるかが、夏を快適に過ごすための第一歩です。
たとえばこんな方法があります:
• 窓の上に庇(ひさし)やオーニングをつけて、真上からの日差しをブロック
• 落葉樹を植えて、夏は日陰・冬は暖かな光を
• タープやシェードでデッキや窓辺に涼しい日陰を

➡外側で日差しをカットできれば、お部屋の中の温度上昇も抑えられて、冷房効率もアップ。自然の力で、エコに快適な暮らしが叶います。

風を呼び込む「通風設計」

窓を開けても、なんだか風が入ってこない…そんな経験ありませんか?
じつは、風の流れも外構の設計しだいで変えられるんです。

• フェンスや植栽は風が抜けるデザインに
• 家の周囲に風の通り道を意識した隙間を
• 玄関・勝手口・掃き出し窓などを風の通り道として連動させる

➡ 少しの工夫で、窓を開けただけでスーッと風が通る、そんな心地よい家になります。

地面からの熱をやわらげる工夫

意外と見落としがちなのが、「地面の素材」が与える熱の影響です。
コンクリートやタイルなどの固い素材は熱をためやすく、照り返しも強いため、家の中までじんわり暑くしてしまいます。

そこでおすすめなのが…
• 芝生・砂利・ウッドチップなど、自然素材を取り入れた舗装
• 明るい色の素材で照り返しをやわらげる
• 夏場には打ち水で気化熱効果を活用

➡家の足元からやさしく温度を下げて、暑さをやわらげてくれます。

“涼しい居場所”を外につくる

外は暑いから出たくない、でもずっと室内も息が詰まる…。
そんなときは、「日陰+風通し」を意識して、外にも“涼しい居場所”をつくってあげるのがポイントです。

• パーゴラと植物のグリーンカーテンで、見た目にも涼やかに
• お子さんが喜ぶ、ミスト付きの日よけスペース
• 夕涼みや朝のコーヒー時間が心地よい、テラス+日陰の“もう一つのリビング”

➡家の中だけでなく、外にも居場所が増えることで、暮らしの豊かさもグンと広がります。

おわりに:暮らしを包む“外構”という選択肢

「夏は暑いものだから」とあきらめていたお悩みも、外構のちょっとした工夫でグッと軽くなるかもしれません。
住まいそのものだけでなく、「そのまわり」を見直すことが、より快適な暮らしへの近道になります。
“影をつくる”“風を通す”“地面を冷やす”
自然の力を借りて、やさしい夏時間を。
ハレノイエでは、家と外構をトータルで考えるプランづくりを大切にしています。ご家族のライフスタイルに合った、心地よい“外の暮らし”も一緒に叶えてみませんか?


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静岡県湖西市を地元に創業70年以上を迎える総合建設会社です。その注文住宅部門が私たち「ハレノイエ」。これからも、地域密着でお客様のご期待に応える確かな家づくりを展開してまいります。